2006年のマーケット総括?


2006年も結局は昨年に続いて「金利差」が注目された外国為替相場でしたネ。 しかも師走には (12月24日現在) :

◇ 1ユーロ=156円42銭  ( 12/21 ・ 99年1月ユーロ導入以来、EURは対円で最高値 )
◇ 1ユーロ=1.3349ドル  ( 12/01 ・ 05年3月以来、EURは対ドルで最高値 )
◇ 1ポンド=233円21銭  ( 12/20 ・ 92年9月以来、GBPは対円で高値圏 )
◇ 1ポンド=1.9849ドル  ( 12/01 ・ 92年9月以来、GBPは対ドルで高値圏 )
◇ 1ドル=7.8180元     ( 12/14 ・ 05年7月21日人民元切り上げ以来の対ドル最高値 )

連日、為替レートのレコードが塗り替えられ、米国の対外不均衡と不透明な景気の見通しによるドル安が進行。円は金利差拡大による出遅れ感もあり(108.97~119.87)、今年の想定為替レートを107~110円と設定した輸出企業はホクホク !?

都区部の基準地価は16年ぶりに上昇し、日本は数字の上では「いざなぎ景気」(1965年11月~70年7月)を超え、経済も上向き「ゼロ金利解除」で「金利が復活」。 2007は 年初早々、金融市場はイベント「追加利上げ」のタイミングに注目 !

海外株式市場や商品先物市場でも最高値更新と資産の運用熱が盛り上がったものの、東京株式市場は、株式時価総額も横ばいと取り残された感もあり、存在感を示せずにイマイチ(14045~17563)。

投資家保護を目的に「金融商品取引法」が成立、2007施行で外国為替証拠金取引にはどう影響されるか ? 見定める必要がありますね。

◇ ダウ工業株30種平均 12,498.47ドル  ( 12/20 ・ 最高値 )
◇ 原油 78.40ドル / 1バーレル        ( 07/13 ・ NYMEX/WTI ・ 最高値 )
◇ 金 732ドル / 1トロイオンス         ( 05/12 ・ 80年1月以来の高値圏 )

その他にも、色んなことが今年もありました。 感動あり、ビックリあり、怒りあり ・・・
トリノ冬季オリンピックとイナバウアー、Winny、WBCで日本世界一、駐車違反強化の改正道路交通法施行、イタリア優勝のドイツ・ワールドカップ、タバコ値上げ、ハンカチ王子と高校野球、惑星でなくなった冥王星、内閣は小泉さんから安倍首相、吉牛復活、都区部の基準地価16年ぶり上昇、不可解な凱旋門賞のディープインパクト、核の脅威台頭、日本ハム44年ぶりの日本一とシンジラレナ~イ新庄劇場閉幕、民主党圧勝の米国中間選挙結果、ポスティングシステムで1億ドルプレーヤー松坂投手誕生、PS3とWii即完売、アラブ圏初のドーハ・アジア大会で金50、ノロウイルス ・・・ そして、「天の声」や保険不払い、いじめ問題での不適切な対応、タウンミーティングのやらせ、公務員宿舎への不適切な入居など、さまざまな不祥事や事件発覚で、テレビを点けると毎日のように誰かしら頭を下げていた年であったようにも思い出されます。


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