Part22


「”F1世界選手権第15戦日本GP” (静岡県富士スピードウェイ/28~30日)で、第1コーナー寄りの指定席からレースがよく見えず、「料金に見合うサービスが出来なかった」として、指定席相当分3億5千万円 (チケットは6万1000円で、5万円が指定席料金分) の払い戻し!」(YomiuriOnline/30日) ・・・観客(顧客)の目線にたった勇断、さすがトヨタ!
そして今日、「金融商品取引法」 が全面施行されました。この1カ月、新聞紙面やニュース番組でも連日、同法の特徴を事例を交えて解説してました。特に、銀行や証券会社では、戸惑いのなかで膨大なパンフレットや取引説明書の大幅改訂、社員教育の徹底を図っても、同法の施行後、実質の業務が始る明日、窓口対応はどうなるか? と不安でこの週末を過されている管理者もいらっしゃるのでは? 説明義務違反には、金融機関に「無過失の損害賠償責任」が生じますからネ。
「80歳を超える投資家が、証券会社に株式購入を断られた不満」や、「高齢者への無理な勧誘がなくなる」という好意的なコメントも紹介され、投資家にとってもリスク商品購入の入り口で、直接的にメリットデメリットを実感することになる「金融商品取引法」 ・・・金融機関の “説明責任” と投資家の “自己責任” の原則・ルールが一般にも浸透し、実践され、金融市場で欧米並みに “投資が熟す” ことを期待してます。
// by Rumina
2007年9月30日


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