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金融政策で米国に同調して金利調整する「ドルペッグ制」 ― 自国通貨の価値や国内経済の安定を優先する新興国やドル建てで取引される原油産油国で採用されてます。
しかし、07年夏のサブプライムローン問題をきっかけに、米国は追加利下げを余儀なくされ、ドルペッグ制を採用する通貨も他国通貨に対して下落し、輸入物価が上昇 ・・・ その結果、深刻なインフレを招いてることで、通貨の切り上げや「ドルペッグ制」を見直す動きも出始めています。
主な新興国の通貨制度を下記に掲示します。(MAY 08現在)


◇ ドルペッグ制
  アラブ首長国連邦  サウジアラビア  オマーン
◇ カレンシーボード制
  香港
◇ 管理変動相場制(通貨バスケット)
  中国(05年7月ドルペッグ制放棄)  シンガポール  マレーシア  インドネシア
  インド  ロシア  クウェート(07年5月ドルペッグ制放棄)  アルゼンチン
◇ 変動相場制
  韓国  フィリピン  ブラジル
(出典・参考 : 日経ヴェリタス05/18/08)


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