
Over-the-Counter transactionの略。【相対取引】
買い手と売り手の2者での取引をいう。取引でプライス提示を打診された側は「買値(BID)」と「売値(OFFER)」を同時に提示(2WAYクォート)します。これは、インターバンク市場の取引ルールであり、BIDとOFFERのレート差をスプレッドといい、スプレッドが小さいほど良いプライス提示といえます。しかし、提示する金融機関側は、取引リスクを軽減するために、自身のポジション状況やマーケット動向を参考に、どちらか一方へ提示レートをスライスさせるテクニックを駆使した上で提示します。